あまみのねこひっこし応援団!の活動
2018年から始まった「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画」。
この計画によりノネコとして捕獲された猫は1週間以内に引き取り先が見つからなければ殺処分の対象となってしまいます。
ノネコを殺処分から救うため有志のボランティアで結成したのが「あまみのねこひっこし応援団!」です。
捕獲されたノネコを島外各地で引き取り保護・譲渡に日々奮闘しています。
あまみのねこひっこし応援団!のメンバーにはどなたでもなることができます。入会金も会費も不要です。
応援したいと思ったそのときから応援団メンバーです。
ノネコに関する活動費は、NPO法人ゴールゼロに支えられています。
奄美ノネコを引き取ることができるのは、奄美大島ねこ対策協議会に書類申請し講習を受けて認定を得た「譲渡認定人」だけです。
現在、あまみのねこひっこし応援団!の譲渡認定人は14名で、その中には団長を含め獣医師、都道府県登録の動物愛護推進員、もともと保護猫活動をしていたボランティアや応援団員として初めて保護猫活動を始めた人など多種多様な人がいます。
空港にお迎え
家猫修行
譲渡会
里親さんのところへ
トライアル〜本譲渡
◆ノネコ管理計画についての情報発信
SNSなどで情報発信・問題提起をしています。
◆チラシ配布による啓蒙活動
奄美大島で暮らしていた猫たちが捕獲されてから譲渡となるまでのストーリーをイラストで紹介したチラシを各所で配布しています。
◆活動年表
今までの活動の歴史です。
◆発起人
獣医師 齊藤 朋子
あまみのねこひっこし応援団! 団長
NPO法人ゴールゼロ 代表理事
飼い主のいない不妊去勢手術専門動物病院mocoどうぶつ病院 院長
2009年に獣医師となってから飼い主のいない犬猫の不妊手術を専門に行う病院を開き、これまでに行った手術は13年間で30,000頭以上です。犬猫の殺処分ゼロに向けて全国各地で行われるボランティア医師による犬猫の不妊手術への参加や、他県からの出張依頼手術にも応じ、茨城県や青森県などに分院開院。そのほかにも、行政や臨床獣医師にも理解を深める働きかけをしながら術式の普及・技術指導などにも取り組んでいます。
2010年には国内における犬猫殺処分ゼロを目指しNPO法人ゴールゼロを設立。理事長として、都内の小学校などで動物を通じて命の大切さを教える教室を開催。
2018年からは奄美大島で捕獲されたノネコの保護・譲渡に向けて活動を始め、世界最大のオンライン署名サイト「Change.org」で6万以上の署名を集めました。定期的に奄美大島を訪れ、現地調査しながら動物と人間が共生できる社会に向けた活動に力を入れています。
NPOゴールゼロのブログ:齊藤獣医師のブログです
NPO法人ゴールゼロ:齊藤獣医師が代表理事を務めるNPO法人のホームページです
野良猫たちの命をつなぐ 獣医モコ先生の決意:齊藤獣医師の半生を綴った書籍です